島根県産業技術センターと島根大学医学部の研究グループは、島根県の農業生産法人 有限会社 桜江町桑茶生産組合が栽培している桑葉から、新成分「Q3MG」を発見しました。この成分はフラボノイドの一種で、研究グループは、抗動脈硬化作用を確認 するための動物実験も実施しており、血中LDL コレステロールの低下、大動脈の動脈硬化巣面積の縮小など桑の葉の効能について研究を進めています。
なお、含有量測定により、「Q3MG」は桜江町で生産される桑に特に多く含まれていることも分かっています。桑特有の成分「1-デオキシノジリマシシン」(DNJ)とQ3MGの相乗効果も期待しています。
今後も島根県・島根大学医学部との共同研究を進め「Q3MG」の機能性を活かした商品作りを努力していきます。
産学官の共同研究内容のリンク
こちらから「島根県」のホームページへリンクします
島根県産業技術センターHP
LDL 抗酸化活性に基づいて分離された桑(Morus alba L.) 葉中の抗酸化フラボノール配糖体 (548KB)
島根県産業技術センターの共同研究論文
抗動化活性およびポリフェノール化合物の安定性についての共同研究
健康メディアリンク
http://www.kenko-media.com/food_devlp/skpdf/1311-sgk-01.pdf
島根県産業技術センター論文発表リンク
http://www.pref.shimane.lg.jp/industry/syoko/kikan/shimane_iit/kenkyuhoukoku/
その他、研究の成果は学会発表や論文で確認することができます。「Q3MG」で検索ください。